2012年7月8日日曜日

irgendwohin.....


遠い記憶の中で、僕はずっと草むらの陰に隠れて平坦な空を見上げている。頬に触れる葉の先がくすぐったい。風は冷ややかで、湿っている。

僕はどうしてこうしているんだろう?
僕はいつまでこうしているんだろう?

目の前を覆う緑の茂みの中から、「ここではないどこか」に想いを馳せる。
きっと世界のどこかに、僕を待ってくれている場所があるはず。

遠い記憶の中で、僕はずっと草むらの陰に隠れて平坦な空を見上げている

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