こっちに来た当初、言葉の面で色々お世話になっている方に同行してポルシェのお店に行ったことがあります。
オーナーが持ってるポルシェの電気系統の修理、メンテナスの為の交渉かなんかだったと思う。そう言うドイツ語の会話を間に立たされて聞いていても当然ちんぷんかんぷんで退屈していたら、気を使ってくれたのか、ディーラーの方が僕に色々なポルシェの試乗をさせてくれました。
申し訳ないんだけれど、僕は全くと言って「車」に興味がありません。日本にいるときも自分の車を所有することはありませんでした。買う必要性を感じなかった。京都市内だと土地は平坦だし、ほぼ全域を自転車でフォローできるし、観光都市なので交通機関も充実している。万が一車を所有してもガレージ代は高いし、保険や車検なんかばかばかしい。奥さんは免許持ってないし、使用頻度もかなり限定されてしまう。たまの連休、遠くに出掛けるときはレンタカーを使った。そのほうが、そのときの気分で好きな車に乗れるし、メンテナンスなどその他の細かい雑務に気を取られる必要もない。
だから、たぶんこれからも僕は車を買うつもりはない。
そんな僕にディーラーの方はペラペラと分からん言葉でポルシェのすごいところ、いいところを力説してくれた。しかしそうして何台か乗っていくうちに、「こいつでアウトバーンをすっ飛ばしたら気持ちいいだろうな・・・・」と、珍しくも興味がふつふつと湧いてくるのです。もちろん湧いてくるだけで、やはり金額を見て到底わたくしには手の届かない高嶺の花であることに直面するわけなんですが・・・・。
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