2010年3月29日月曜日

サマータイム

今年もはじまりました、「サマータイム」。

渡独3年、それでも未だに「変な感じ」は拭い去れません。要するに一時間損するのです。日曜日の夜中2時に一時間時計の針を進めるのです。列車やなんかのタイムスケジュールはどうなってるんや…という素朴な疑問は、ドイツ滞在歴15年の方に聞いても「うぅん…どうしてるんやろね」てな具合ですから…。

また夏が終わるころに今度は一時間時計の針を遅らせるんです。得したり損したり…ハハハ…ですね。でも夜の10時くらいまで明るいから、そんな人類の苦し紛れ的な時間の融通は必要なのかも…。

↓の写真は先日作ったお寿司の船盛と重箱。お誕生日の特別注文です。久しぶりの船盛…。前の職場ではいや…っていうくらい作らされました。お造りでしたけど。…でも嫌いじゃないんすね。楽しんで作りました。


2010年3月25日木曜日

…そして入荷

…そして入荷しました。地中海産本マグロ。天然です。

今回は少し小ぶりの42kg。
さばいてみて、少し身が細いのが気になるところ。しかし畜養にはない赤身の鮮度には代えがたい。
しかし今後どうなるんでしょうね…。輸入禁止から逃れて価格も前回より据え置き…って感じですが、在庫を抱える冷凍庫のスペースに全く余裕というものがないので、先行き不安は今も拭い去れません。

美味しいマグロが食べれるうちは、皆さん! ほんと堪能しといたほうがいいですよ!!  …なんて煽ったりして。

2010年3月23日火曜日

マグロはどこへ…


本マグロの輸入禁止が回避されましたが、今後またどうなることやら…。
アメリカの寿司屋ではクジラ肉を取り扱ったとかで営業停止に。…内心、マグロもそんなクジラと同じ運命を辿るのかなぁ…なんて心配も無きにしも非ず。
もちろん生態系への保全はこの地球を食い荒らす人類が担うべく課題だとは僕も思いますが、一部に極論的な意向を掲げて物事を側面的にしか判断できない輩がいることも事実。
世界はこのようにして、いつも諍い続けるのでしょうか…?

2010年3月21日日曜日

芽吹く春

奥さんと蒔いたいくつかの種が芽吹きました。
毎年、春を待っていろいろ蒔いてみるのですが、何回見てもかわいらしくて、愛おしいです。
おぉ、頑張ってるな…、生きてるんだよな…、そんな小さな感動をもらいます。


名も知らない花達の新芽
これも同じ。確か小さな白い花が咲きます。


これは「オクラ」の芽

「京ピーマン」の芽

このほか「バジル」と「ルッコラ」も発芽しました。「しそ」はまだ…。これだけ去年の残りの種だったので、もしかしたら今年はもうだめかも。

2010年3月13日土曜日

陽気

奥さんと、また新たに植物の種をまきました。
今回はピーマン、バジル、しそ、オクラ、そして名前はわからないけれどこっちで売っている小さな花のmixの種…を蒔きました。今はまだ外の気温が不安定なので、室内で育てています。もう少し温暖になればバルコニーに広げて育てたいところ。
他にもルッコラ、水菜、菜の花…と予備軍が控えています。
すくすく育ってくれるといいですね。楽しみ…。

2010年3月11日木曜日

ストレス



上達しないドイツ語に、日々ストレスを感じます。
というか、上達するための努力を怠っている…からなんですが、その弊害が年齢的なものなのか、性分のせいなのか、そのどちらともなのか…、いずれにせよ、海外生活者の一般的な悩みです。
ぶつぶつ…ぶつぶつ…。

はい、ただの独り語です。

ぶつぶつ…ぶつぶつ…

2010年3月9日火曜日

トラブル

昨夜、バスルームの天井から水漏れ…。
僕が仕事中の出来事で、家に帰ってから奥さんから報告を受けたわけですが、既に天井の一部に裂け目と、水が漏れた後のシミが…。
大体、上の住民ときたら夜中でも洗濯はするは、ごそごそと何か物を運ぶ音は立てるはで、何かと厄介ではあったんですが、もはや我慢の限界です。
早速、ハウスマイスター(管理人)に電話して、「見に来てほしい!」と伝えたら、ここドイツにしては珍しく迅速に「分かった、今すぐ見に行くから」と対応してくれた。約15分後、彼は同僚を連れてバスルームを点検に来てくれた。
「これは修理だな…」
「よし、すぐにまた来るから!」
実に感じよく、気持のよい対応に関していたが、結局その後再訪問はなし。僕は仕事だし、後の事は奥さんに任せていたが、何の進展もなかった…。

もちろんこんなこと、日本だったら大変な事ですよ。「お宅のカスタマーサービスはどうなってるんだ」その他あれやこれや…と懸命にクレームをつけまくるところです。しかし、如何せん我々は言葉に不自由するいち外国人。言いたいことも充分に言いきれないもどかしさが残るのです。
ふぅ、やれやれ…です。

2010年3月8日月曜日

体重

体重、困ったものだ。
身長は高校からほぼ変わっていないが、体重だけは歳と共に増加の傾向、その一途を辿っている。
高3の時に56kgだったのが、20代前半で60kgに、結婚後なぜか元に戻ったものの、30代の掛かりではたまた60kgに。それから年々少しずつ増加を辿っていたが、ドイツに来て2年目で70kgに。
仕入れに行く肉屋で10kgの肉の塊を見ては愕然とするものの、どこか他人の話的にトボケてしまう自分がいることも否めない。
やれやれ…です。
ちなみに、昨日体重を測ったら71kgでした。
無反省な日々が…また少し更新された。

やれやれ…。

2010年3月7日日曜日

なごり雪

再び雪が降り、少しばかり積もりました。気温もマイナスを記録した模様。
京都も、いつも3月に入って皆がもう忘れたころに降りだす雪があったな。


故郷の 忘れ形見の なごり雪


遠い記憶が身にしみて、夜更けに飲むシュナップスのグラスが、ピッチをあげて空になっていく。

※シュナップス=アルコール40度くらいのドイツの焼酎。僕はもっぱらリンゴと洋ナシのシュナップスを愛飲しています。

2010年3月4日木曜日

本日入荷の本マグロ



地中海での本マグロ漁獲規制のニュース以来初の入荷(70kg)。
しかし今回は天然ではなくて畜養。規制のせいかどうか真意は分からないが、今年に入って天然ものの水揚げがほとんどない。
前回は契約業者が水揚げした五本のうちの一本を真っ先に回してもらったのだが最期。その後20kgくらいの小さいのは揚がったらしいけれど、そのサイズはうちでは不要。小さすぎだ。

で、今回仕入れた畜養の本マグロ。脂が乗りに乗ってて「赤身」はどこだ…。上身ですらしっかり脂が乗っている始末。もちろんトロ好きにはたまらないが、管理する方は大変なのだ。何しろ変色が早い。
でもまぁ。貴重なマグロ。大切に使わねば。
皮目のすき身を集めて、今日のまかないは「ねぎとろ丼」である。
なんていう贅沢なんだろうね。今日入っていたアルバイト君達は狂喜乱舞である。そりゃそうだ。