2009年12月8日火曜日

見えてくるものと、まだ見えないもの


この頃よく、この先10年後についての自分を考えさせられる場面に直面します。


そのひとつ。オーナーから店ひとつを譲り受けないか、という話。

ありがたいです。ほんとにそう思います。

なかなか店ひとつを自分のものにするにも、その過程における煩わしい事務的な手続きが目白押し。それが外国ならなおさらのこと。「これは単衣にチャンスなのでは・・・」と思いつつも、なかなか今一歩踏み出せないでいる自分がいるのも事実。


一人の料理人であり続けたい、という気持ちは、そのままオーナーになることと同意なのか? 

不透明です・・・・、まだ見えてこない・・・・という気持ちが正直なところ。


僕は物事に決断を下すのにとても時間がかかる方。でもいったん下した決断には他人がどんなに口を挟もうが、断として受け付けない性質(たち)です。かれこれ40年近く生きてると、いい加減自分の性分というものを理解するようになる。


そうこうしているうちにそのチャンスを逃してしまうのかもしれないけれど、そうなればなったでそういう運命だったんだ、と達観してしまうんですね。

とにかく、まずは自分がうまく納得すること。それに尽きる。

答えを焦る必要はないはずだ。・・・そう思っています。

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