近くの公園。寒さはずいぶんと和らいでいた。
クリスマスを終えての週末で、人々の姿はまばら。辺りはしんと静まり返っていた。
締め切ったままのクリスマス市の屋台。週明けには撤収作業がはじまり、来年まで長い眠りに就く。
街に出ると店は片っ端からしまっていた。開いているのは飲食店くらい。その店にも客の姿はまばらで、働いている人も明らかに「退屈そう」にしている。
僕はと言えば、早速であるが、サウナに行ってきた。
日本で銭湯に行ってきたんだけれど、湯船のお湯もサウナの温度も熱すぎて、ちっとも楽しめなかったのだ。もちろん以前はそんなことありえなかったのだが、慣れって恐ろしいものですね。
というわけで、いつも行くサウナに3時間みっちり入ってきました。ここには岩風呂や露天風呂もあるんだけれど、それにつかりながら辺りを眺めていたら、つくづく世界ってさまざまなんだな・・・・と思いました。
こっちは全くの混浴。老いも若きも男も女も、みんなが生まれたまんまの姿で楽しく入浴やサウナを楽しみ、談笑している。日本でサウナに入った時に同室したサラリーマン風中年男性の3人組は不景気と政治家に対する不満をぶちまけていた。
一日が過ぎて、こうして人々の営みをするともなく比較してみると、大きな視野で物事を考えることは、とても意義があると、思うのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿