自分はまるで中学くらいのころから、何も変わるてないな・・・と、思うことがある。
思春期に、少年は自我に目覚めはじめる。そしてようやく世界に目を向けはじめる。
自分という存在の在りか。 どこから始まり、どこで終わるというのか?
誰に言われたわけでもなく、漠然とそんなことに気を病み、将来に不安を感じはじめていた。
初めて恋をして、でも気持ちと裏腹な言葉や行動で、手からこぼれおちていく「想い」に歯ぎしりし、こっそり泣いていた。
自分の実力を初めて比べられ、それまでの器の小ささに愕然とした。
今いる場所を早く抜け出したくて、一人立ちする日を恋焦がれていた。
いやでも認めるしかない自分と、愛おしい自分がここにいる。
あの時代をもう一度やり直したいとは、思わない。もしそれが叶うといわれても、「勘弁してほしい」と断るだろうな。
だって、今の僕がここにいるから。
ここからはじめられることでしか、僕ははじめられないから。
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