2010年9月26日日曜日

Griechische Restaurant

娘の誕生日を兼ねて、久しぶりの外食に。行った先は家の近所にあるギリシャレストラン。以前から店の前を通っては気になっていたのですが、かつてKölnに住んでいるときにもはや感動的に美味い店を知っていたので、それでハードルを上げていた分、あまり期待できない気持ちがあり、なんとなく後回しにしていました。
感想は「やるじゃないか、ポセイドン!」 家族の皆を唸らせる味と価格とサービスでした。


まずは前菜のサラダ。香辛料が効いたドレッシングが美味しい。中に入っているキャベツの酢漬けが、ドイツのそれと違ってあっさりとシャキシャキしている。オリーブも塩味が抑えられたあっさりタイプ。素朴だが嬉しい一品。


そして本菜。僕はグリル各種盛り合わせ(Alexander-Platte)をチョイス。Gyros(ギリシャの代表的豚肉のグリル), Suzuki(豚ひき肉を香草と練り合わせたハンバーグみたいなの), LammkotelettSteak(ラム肉のステーキ)も豪勢な盛り合わせ。しかもこれには Pommes Frites(フライドポテト), Reis(トマトソースで味付け), Tzatziki (ヨーグルトベースのソース)が付いている。かなりのボリュームでまずは圧倒される。味付けも一見濃いように見えるが塩加減は意外に控えめ。香辛料でスパイシーに仕上げているけれど、くどくなく、ソースのTzatziki と一緒に食べるとまた美味しい。


最後にデザート。強力粉と水で練ったものを揚げて、ギリシャの蜂蜜、シナモンで味付けしたシンプルなお菓子。メニューに載ってなくて、テーブルの皆さんにサービスで出していた。これがもちもちしていてなかなか美味しかった。


これに僕は400mlの生ビールとOUZO酒(アニス系シュナップス、アルコール40度)をいただき、〆て15Euro。信じられない安さである。家族全員で飲んで食べて、もうだめ~って感じなっても、チップ入れて60Euro(約6000円くらい)しか払ってない。

とにかくここKielのレストランの単価が安いので驚かされる。僕が働くレストランが巷では少し一線を引く高級ランクになるので、いつもメニュー単価をどうするのか悩みの種なのです。いやはや、…それにしてもすごいな。
このレストラン、是非お勧めです。



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