2009年7月19日日曜日

自分の腕ひとつ


今いるレストランとは3年契約で仕事をしています。これは最初にビザを申請する際に、雇用契約書を役所に提出するわけですが、これにそう明記されています。つまりあと半年でこの契約が切れるわけです。まるで野球選手と同じですね。実績がなければ、・・・・つまり結果を出せなければ、オーナーは相手を契約切れという大義名分でクビを来ることが出来ます。

今年ビザの更新を済ませ、これまでは申請したレストランでの就労のみを認める限定されたビザだったのが、今はドイツ国内であればどのような職種の仕事でも出来るビザに変わった。極端な話、TAXIの運転手にだってなれるわけです。

この国で自分が店を持つには永久ビザが必要です。それは5年以上の就労実績が必要となります。僕の場合、あとニ年半なわけです。


自分は契約上、今のレストランに籍を置いていますが、基本はフリーの料理人です。謂わば、自分の腕ひとつで流れていくわけです。


さてと、次の自分の一歩・・・・について、ふと思いを馳せてみるのですが、まだ何も閃いてきません。自分は何をしたいのか、どうありたいのか・・・・まるで二十歳の頃の葛藤にあまり変化がないことに愕然とします。
店が終わったあと、一人ぼんやり客席を眺めていたら、そんなことを考えていました・・・・・。

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