開設初日にして二度目の更新。
最初から飛ばしてどうすんの? と我ながら思いますが、暇なので・・・。
今は夏の休暇中。
日本だと毎年の夏の休暇は5日間だけだった。
こっちに来て夏の休暇は2週間に増えた。約10年間、日本の飲食店で働いてきて、そんなサイクルに慣れてきた私は、ガツンともらえる2週間の休みをどう使っていいのか判らずに、いまだに持て余している。勿論、こっちに長くいる人たちはスペインのマヨルカ島やトルコのリゾート地に1週間でも10日でもいってしっかり骨休みしているんだが、なかなかそういうバカンスの使い方がうまく理解できないでいるヘタレな私である。
奥さんと息子は今日本に一時帰国中。残った私と娘は毎日をタレパンダのように過ごしている。そんなことを書くと娘に一喝されてしまいそうだ。
娘はこっちのバレエ学校に通っている。今は特別に夏期教室に通っている。オーディションの末に合格し、奨学金を得て、毎日喜び勇んでそこに通っている。
娘は今14歳。その年で自分の目指すものがよく見つかったな、といつも褒めてやってるんだが、その歳の自分がどうだったかを振り返ると、なかなか恥ずかしいものである。
僕はといえば、好きな女の子の事で毎日は、いや、地球は動いていたのである。
10代の頃の私には、心に刻む一人の女の子がいた。
正直言って、その当時の事は一生忘れることは無いだろうと確信していた。でも40を眼前にして、曖昧になった記憶の輪郭に抗うことは出来ない。
「忘却」とは、人類に残された大いなる「救済」である。
むかし読んだ誰だったかの本に書いてあった。
今はその意味もわかる気がする。
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